オオサカジン

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2007年04月03日

●病気にも死にも意味がある

イルカが教えてくれたこと
1991年にオーストラリアでイルカと交信したとき、イルカからのメッセージに、私は大きな感動を覚えた。
数々のメッセージが届いたが、非常に印象深かったものの一つに、

【すべてのことには意味がある】

という言葉があった。


世の中の出来事はすべて、いいことも悪いことも意味があって起っていると言うのである。
さらに、いいこと、悪いことといった区別は、私たち人間が勝手に決めつけているだけのことで、本当はすべてが気づきのきっかけであり、結果的にはその人の魂が成長するために起っているのだと、イルカは教えてくれた。

よくプラス発想という言葉が使われるが、それもおかしいとイルカは言う。

プラス発想というのは、

「世の中にはマイナスの出来事もたくさんあるけれど、すべてをプラスにとりましょう」

という考え方だけれども、もっと本質的なことまで突き詰めれば、
マイナスの出来事はまったく存在していない。

一見、マイナスに見えることでも、長い目で見ればプラスの出来事である。
つまり、すべてのことはプラスなのだから、プラスに発想する必要などないと言うのだ。

私たちはイルカに聞いてみた。

「イルカが人間に殺されたり、つかまったりしているでしょ。
日本で大量のイルカが虐殺されたことがありましたね。
ああいったことに対してはどう思っていますか」

1978年2月に長崎県壱岐でイルカの大量捕殺があった。
漁船約三百隻が漁場を荒らすとしてイルカ1011頭を入江に追い込んで殺し、浜辺で解体したのである。
この行為は、アメリカ、ヨーロッパの自然保護団体からの激しい抗議の的になった。

イルカたちは、一千頭もの仲間が人間に殺されていくのをどうとらえているのか、
彼らの答えに非常に興味があった。


彼らの答えを、私は驚きと感動で聞いた。
人間はイルカからいろいろなことを学ばなければならないことを、改めて知らされた思いだった。

「そりゃ、仲間が殺されることに平気なはずはない。
でも、あの大量に殺された事件にも重要な意味があった。●病気にも死にも意味がある

考えてごらん。
あんな事件があったからこそ、
人間はイルカのことを真剣に考えるようになった。

イルカとの共存が社会的なテーマになったんだろ。
それに、あんなことがあったからこそ、
あなたたちはここまで来て、
我々と交信しようという気持になったんだと思うよ。

もし、ああいった事件がなければ、
イルカと人間の関係は、いつまでも変化しなかったし、
我々との関係を通して、
環境のことなんかを考える風潮にはならなかったと思うよ。

大きな意味があって、それが今、実を結ぼうとしているんだ」


彼らの世界には、マイナスはまったくない。
すべてがプラスなのである。

現実問題として、海が汚され、彼らの住環境は急速に悪化している。
病気や奇形も増えている。その原因はすべて人間が作っているのである。しかし、彼らは人間に恨み言を言うでもないし、攻撃しようともしない。すべてを知っているにもかかわらず、彼らは恨みや攻撃といった行動をとらないのである。
それは彼らがすべてが意味あって起っていることを熟知しているからにほかならない。

そして私たち人間も、イルカのような気持でいられれば、幸せを感じられる生き方ができるはずである。
そのことを、イルカ同様、子供たちも自分の肉体を投げ出して大人に教えてくれているのだと、私は思う。

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