イルカと泳げばすべてがうまくいく、自分が変えられる、うつ病が治ってしまうと、短絡的に考えてしまうのもどうかと思う。
イルカは決して人間の人生を好転させたり、病気を治したりするために生きているわけではない。
彼らは、すべて遊び心を持って、楽しく生きている。それだけのことである。
それに人間が反応しているのは、人間の持っているアンテナにイルカの意識が入り込んできたからである。その結果として、人生が変わったり、病気が治ったりしているということなのだ。
みんなが、イルカの意識に反応するアンテナを持てば、
人間もイルカのように楽しく生きられるようになるだろう。
イルカを殺したり、見せ物にすることもなくなるだろうし、
他の動物たちとの付き合い方も変わってくるはずである。
龍村監督が言っている。
「イルカは人間の言う知性とは違うかもしれないけれども、
非常に高い知性を持っています。
彼らは調和が乱れるのが嫌いで、
いつも調和を取ろうとするエネルギーを発しています。
人間だけが変な心を持つので、調和状態が崩れて、
体や心を病んでしまっています。
そういう人間と接したとき、イルカは
なんでそんなに調和が崩れているの、元に戻したらと、
そんなメッセージをエネルギーとともに送ってくれるのではないでしょうか。
それをキャッチできたときに、病気が治ったり、
人生が変わったりするんだと思いますよ。」
イルカは、誰に対しても、調和のメッセージとエネルギーを発しているのである。
それを受け入れるかどうかが、具体的な変化が起ってくるのかどうかにかかっている。
つまり、受け手である人間がどんなアンテナ(=心の状態)を持っているかによって、
素晴らしい変化があったり、何もなかったりといった違いは出てくるのである。
アンテナを出そうとしない人には、どんな素晴らしいメッセージも届きようがないのだ。
自分が変わらなければどうしようもないというのは、
それを言っているのだろうと思う。
まず、自分からアンテナを出す。
生き方、考え方を変えて、アンテナの感度をアップさせる。
そういう作業を、できることから自分で行っていけば、
イルカだけでなく、宇宙全体のあらゆる情報をの交信ができて、
どんなにたくさんの人に会ったり、
どんなにたくさんの本を読むよりも
意味のあるメッセージをタイムリーに受けることができるようになるのだ。
そういった時代が間近に来ているということ。
そして、自分の意識次第で、
イルカのように楽しく生きられるようになるということを
メッセージとして送りたいと思う。